作家の渡辺淳一さん死去、中国版ツイッターでも死を悼む声

作家の渡辺淳一さん死去、中国版ツイッターでも死を悼む声



作家の渡辺淳一さんが東京の自宅で亡くなっていたことが分かったそうです。

亡くなられたのは4月30日、80歳とのことです。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070302/120192/?rt=nocntより引用


渡辺さんの代表作といえば『失楽園』ですね。

映画やドラマが大ヒットし社会現象となりました。

私は当時子どもでしたが、よーく覚えています。



ここで渡辺淳一さんの経歴に少し触れたいと思います。



渡辺さんは1933年北海道で生まれ、医学部を卒業後、

整形外科教室の講師となり医業と並行して作家活動をされていたようです。

『光と影』で直木賞を受賞し、本格的に作家活動を始められました。

幅広いテーマで40年以上に亘り執筆を続け、ミリオン・セラーも複数あります。


氏の著書であるエッセイ『鈍感力』は、小泉元首相が国会で

「目先のことに鈍感になれ。『鈍感力』が大事だ。」と発言したことによって

流行語となりました。




さて、渡辺さんについて特筆すべきは中国の評価です。

中国で最も翻訳されている日本の作家は

村上春樹氏と渡辺さんだとのことです。


生前は中国でのサイン会なども開催されていたようですね。

サイン会にはファンが押し寄せ、会場ではフロアからあふれた

ファンが階段まで長い行列を作っていたとか。。


いやー絶大な人気ですね！！

中国でそんなに人気があるとは知りませんでした。

何か理由があるんでしょうか？？




中国のツイッターにもその死を悼む声が多数寄せられているようです。

「親に内緒で『失楽園』を読んでいた。父親に見つかり、『大人になり理解できるようになったら、

　もう一度読んでみなさい。』と言われた。」


「渡辺さんは人生の師だ。」


「渡辺さんは中国人や朝鮮人と接した体験から、戦争における加害者の責

任を著書で述べられていた。とても尊敬している。」



ご冥福をお祈りいたします。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
（＾人＾）

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